Article記事

同じ銘柄でも全く別物に!? ワインの当たり年と外れ年

2015.12.02  Written by ワイン女子編集部

  • Clip to Evernote

Man in a supermarket choosing a wine bottle

ワインの解禁日が近づくと「今年は出来がいい」「過去10年間で最高」などといったキャッチコピーが聞こえてくることがあります。このとき、何を根拠に「品質が良い」と評価しているのでしょうか。同じ造り手でも、毎年同じワインを醸造するのは難しいとされている理由について考えてみたいと思います。

ワインの味を左右するのは、やっぱり…!

エチケット(ラベル)には、ワインの原料となるぶどうが収穫された年が西暦で記載されています。これが「当たり・外れ」の謎を読み解くカギ。なぜなら、ぶどうの出来がワインの味に影響を与えるからです。

生産者は土壌改良や栽培方法に細心の注意を払い、良質なぶどうを収穫しようと努めていますが、やはり人間の力ではどうにもならないのが「天候」です。晴天に恵まれ、よく熟したぶどうからは濃厚で味わい深いワインが期待できます。反対に、雨続きや冷害だった年は不作となり、原料そのものの質が低下してしまうのです。

「当たり年」と「外れ年」の飲み分け方

一般的に、良質なぶどうで造られた「グッドヴィンテージ」と呼ばれるワインは長期の熟成に耐えられるとされています。果実味にあふれ、皮にも厚みがあるぶどうは、甘みや渋み、酸味といったバランスに優れ、アルコール生成も十分なことから保存がきくのです。長い年月をかけて熟成させることで、さらに複雑で芳醇なワインに育ちます。

一方、「バッドヴィンテージ」と言われる外れ年のワインは、保存成分が乏しく、長く寝かせるのには向きません。早いうちに開ければ、フレッシュで爽やかな味わいが魅力のワインとしておいしく飲むことができます。

「外れ年」でも優秀なワインに!? 造り手の技量でカバー

ワインの味わいは、ぶどうの良し悪しによるところが大きいですが、外れ年だからといって「おいしくないワイン」と決めつけてしまうのは、すこし気が早いかもしれません。

例えば、フランスワインでいうとボルドーは複数のぶどうをブレンドして造られますが、醸造家はぶどうの比率を調整することによって、品質をカバーする技術を培っています。造り手の技量によって、いかようにも変わってくるのです。ただ、全く同じぶどうを生産し続けるのは難しく、同じ銘柄でも生産年によって微かにワインの味わいが変化してしまうそうです。

♡ 最後に・・・

ワインは出来を把握するための、「ヴィンテージチャート」というものがありますが、ネットで検索すると、ワインの輸入業者やショッピングサイトなどで発表されているものがたくさん見つかるはずです。どうしても失敗したくないときは、これらの資料を目安に選ぶのも良いのではないでしょうか。また、飲んだワインを自分なりに分析し、ストックしておくのもオススメです!

この記事を書いた人Author

ワイン女子編集部

美味しいワイン情報と素敵な女性を皆さまにご紹介いたします!


この記事を共有♡

  • Clip to Evernote