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日本も負けていない! 国産ワインを味わおう

2015.11.11  Written by ワイン女子編集部

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ワインと聞くとフランスやイタリアなど外国のお酒というイメージがありますが、実は、近年国産ワインが勢いを増しています。全国各地にあるぶどうの産地で続々とワインの醸造をスタートし、日本の固有種のみならずヨーロッパや北米の品種栽培を成功させるなど、年々、品質も向上。ワインファンから熱視線が寄せられている国産ワインの魅力に迫ります。

いつから造り始めたの? 国産ワインの歴史

日本で初めてワイン造りが開始されたのは、明治時代のことです。明治維新でも活躍した大久保利通がフランスへ渡った際、現地の人たちが日常的にワインをたしなむ様子を見て、帰国後すぐに近代化を図る日本の国策として、ワイン造りを推奨したと言われています。

国内初の民間ワイン会社が設立されたのは明治10年。山梨県勝沼に誕生した「大日本山梨葡萄酒会社」は、現在も多くのワインを製造・販売する「メルシャン株式会社」の起源とされています。

ぶどうの品種と国産ワインの現状

国内のぶどう栽培は、北は北海道、南は九州までと幅広く行われています。もともとは日本の在来種「甲州」や古くに交配された「マスカット・ベリーA」を始め、その土地の気候や風土に合わせた品種が栽培されてきました。

しかし、最近ではヨーロッパから「シャルドネ」や「メルロー」といったワイン専用の品種も持ち込まれています。明治時代にも同じように外国から苗木を輸入したものの、気候の違いや病害などでうまくいきませんでしたが、技術も向上した今では、日本各地で栽培に成功。おのずとワインの品質も高まっています。

しかし、まだ生産量は少なく、海外から輸入した濃縮果汁を原料としたものも多いのが実情です。国税庁はこの現状を受け、「国産ワイン」のルールを見直しています。現在は特定の産地のぶどうを85%以上使用していれば地名を表記できますが、近く国産ぶどうのみを原料としたものを「日本ワイン」と認め、国外にむけてブランド力を強化する見込みです。

国産ワインと料理の相性は?

日本の気候や風土の中で育ったぶどうを使い、醸造したワインの味わいは土地柄を反映していると言えます。例えば、降水量が少なく日照時間が長い、ワイン栽培に適した長野県産のワインは、バランスのとれた豊かな味わいが特徴。

国内最大規模のコンクールである「国産ワインコンクール」で金賞を多数受賞するなど実力も折り紙つきです。

また、日本で栽培されたぶどうを使用したワインは、和食との相性が良く、日本酒に変わり、寿司と白ワインを提案する飲食店も増えてきました。情熱を持った醸造家が増える一方で、料理人もその想いに応えようという姿勢が見えます。

♡ 最後に・・・

外国産に比べるとまだまだ生産量が少なく、値段も張る国産ワインですが、全国各地にワイナリーが増えたことで、人々の関心も高まっています。ワイナリーの多くでは、見学ツアーを開催したり、収穫祭を行ったりと、一般開放することもありますので、ぶどう栽培に触れながらワインを味わってみるのもオススメです。

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ワイン女子編集部

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